SIMフリー端末

iPhone SEのスペック及び評価 | コンパクトで性能も十分なおすすめ端末

このページではiPhone SEのスペックや評価、他機種との比較をまとめています。

iPhone SEは2016年3月31日にリリースされた4インチサイズの端末。最近のiPhoneには無いコンパクトさは今でも人気が高く、SIMフリースマホとしても人気。

性能もiPhone 6sと同等のスペックを持っているので、性能面を重視する方にもおすすめのスマホです。

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iPhone SEのスペック

 

CPUA9チップ+M9コプロセッサ
画面サイズ4.0インチ
端末サイズ幅:58.6mm 高さ:123.8㎜ 厚さ:7.6mm
重量113g
バッテリー容量1624mAh
RAM/ROM2GB/32GBor128GB
カメラメインカメラ1200万画素 インカメラ120万画素
SIMカードサイズnanoSIM
価格32GB:44,800 128GB:55,800

対応周波数

LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、25、26、28)
TD-LTE(バンド38、39、40、41)
TD‑SCDMA 1,900(F)、2,000(A)
CDMA EV-DO Rev. A(800、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)

iPhone SEはドコモ・au・ソフトバンク系いずれのSIMカードも利用可能。SIMフリー版を購入すればSIMロック解除の必要もありません。

iPhone SEの評価

iPhone SEはざっくり言えば見た目がiPhone 5sで、中身はiPhone 6sという端末。

最近のスマホはiPhoneに限らず大きめのディスプレイが主流で、5インチ~5.5インチあたりが多いです。

しかしこのサイズが大きすぎる!という声も結構多く、密かに人気があるのが4インチサイズのコンパクトなスマホ。iPhoneも6以降4.7インチとディスプレイが大きくなりましたが、4インチサイズの5sは根強い人気がありました。

そんな5sのコンパクトさと、6sレベルの性能を併せ持っているのがiPhone SEです。

iPhoneを使いたいけどディスプレイサイズが大きい6以降の端末はちょっと・・・という方には今でも非常におすすめ。

端末の性能自体も多くのMVNOで売られている大半のSIMフリー端末より遥かに高いので、性能重視でスマホを選びたい方にもおすすめの端末と言って良いでしょう。

CPUについて

iPhone SEに搭載されているA9チップはiPhone 6sにも搭載されているもので、全世代モデルのA8と比べるとCPU性能は最大70%向上、GPU性能(グラフィックス処理性能)は最大90%向上しているとされてます。

A8はiPhone6に搭載されているので、iPhone SEは性能的には6よりもはるかに高いというわけですね。

カメラ性能について

iPhone SEはメインカメラが1200万画素、インカメラが120万画素。メインカメラの画素数は高いのですが、若干インカメラの画素数が低め。なので自撮りメインでスマホのカメラを使う方には少し物足りないかも。

メインカメラは6sから搭載されたLive Photosを搭載し、タイムラプス撮影やスローモーション撮影、4K動画撮影も可能。

バッテリー性能について

iPhone SEは端末自体のサイズが小さく、バッテリー容量も1624mAhと決して大きくありませんが、電池持ちは良いです。

連続通話時間は3Gで最大14時間。

インターネット利用では3Gで最大12時間、4G LTEで最大13時間、Wi-Fiで最大13時間。ちなみにiPhone 6sは3G:10時間、4G LTE:10時間、Wi-Fi:11時間となっているので、iPhone SEは6sと比べても電池持ちが良いという事。

これはiPhone SEのディスプレイサイズが小さいため。やはりディスプレイが大きい端末はバックライトの電力消費も大きくなるので、これが電池の持ちにも影響します。コンパクトで電池持ちも良いのはiPhone SEの特徴であり魅力と言えますね。

 

iPhone SEを5s/6sと比較してみた

それではiPhone SEのスペックをを5s・6sと比較してみましょう。

比べてみると、iPhone SEが5sよりもはるかに過ぎれているのが分かります。

 

iPhone SE

iPhone 5s

iPhone 6s

CPU

A9チップ+M9コプロセッサ

A7チップ+M7コプロセッサ

A9チップ+M9コプロセッサ

画面サイズ

4.0インチ

4.0インチ

4.7インチ

端末サイズ

58.6×123.8×7.6

58.6×123.8×7.6

67.1×138.3×7.1

重量

113g

112g

143g

バッテリー容量

1624mAh

1560mAh

1715mAh

RAM/ROM

2GB/32GBor128GB

1GB/16GB~64GB

2GB/32GBor128GB

カメラ

メイン:1200万画素

イン:120万画素

メイン:800万画素

イン:500万画素

メイン:1200万画素

イン:500万画素

SIMカードサイズ

nanoSIM

nanoSIM

nanoSIM

価格

32GB:44,800

128GB:55,800

販売終了

32GB:61,800円

128GB:72,800円

見て分かる通り、iPhone SEは見た目こそほとんど5sと変わりませんが、性能は6sと同等で全く比較になりません。

ただ、やはり6sと比較すると気になる点もいくつか。

まず、iPhone SEはインカメラの画素数が少ないので、自撮りに向かない側面があります。

他には6sから採用された3Dtouchが搭載されておらず、指紋認証センサーも第1世代という点(6sは第2世代)。そしてディスプレイの解像度の低さが挙げられます。

3Dtouchは使ったことが無い方ならなくても気になりませんが、一度使ったことがある方だと不便を感じるかも。そして指紋認証センサーが最新ではないという事は、指紋認証の精度がイマイチということなので、認証に手間取る機会がちょっと多いかもしれないということになります。

ディスプレイの解像度はiPhone SEを評価する際によく話題になるのですが、確かにiPhone SEは6sと比べると解像度が低いです(SE:1136×640ドットに対し、6sは1920×1080ドット)。

例えばiPhone SEは4K動画が撮影できますが、iPhone SEの解像度だとせっかく撮影した4K動画も高画質では楽しめないかなという感じですね。

しかし前述のとおり、iPhone SEは電池持ちが優れているというメリットもあります。

なのでコンパクトでそれなりの性能を持っているiPhoneが欲しいという場合、6sや7ではなくSEを選ぶというのは十分に「あり」です。

 

iPhone SEはどこで買うのがおすすめ?

iPhone SEはドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアでも購入が可能ですが、月額料金も含めて考えるとどうしても割高になります。また、SIMロックがかかっているというデメリットもあるので、やはり購入するならSIMフリー版の方が良いでしょう。

ワイモバイルやUQモバイルなら割引も受けられ、月額料金も抑えられるのでおすすめです。

 

ドコモでiPhone SE(32GB)を購入する場合の値段と月額料金の目安

ドコモでiPhone SE(32GBモデル)を購入する場合、月額料金の目安は以下の通り。

通話はカケホーダイライトプラン(5分かけ放題)、データ通信量は2GBと最も料金を抑えた場合の目安になります。

 

カケホーダイライト

1,700円

データSパック(2GB)

3,500円

SPモード

300円

端末代金(24回分割)

2,133円(総額51,192円)

月々サポート

-1,485円

月額料金

6,588円

ドコモの場合は32GBモデルで支払総額が51,192円。月々サポートの割引を踏まえると、実質負担額は15,552円になります。

ただ、月額料金は6,588円とやはり割高。

auでiPhone SE(32GB)を購入する場合の値段と月額料金の目安

auでiPhone SE(32GBモデル)を購入する場合、月額料金の目安は以下の通り。

通話はスーパーカケホ(5分かけ放題)、データ通信量は3GBと最も料金を抑えた場合の目安になります。

 

スーパーカケホ

1,700円

データ定額3(3GB)

4,200円

LTE NET

300円

端末代金(24回分割)

2,250円(総額54,000円)

毎月割

-1,800円

月額料金

7,146円

auで32GBモデルを購入する場合の支払総額は54,000円。毎月割の割引を踏まえると実質負担額は10,800円。

auはピタットプランの導入で料金が抑えられるようになりましたが、iPhone契約時はピタットプランが使えないため、月額料金も割高です。

 

ソフトバンクでiPhone SE(32GB)を購入する場合の値段と月額料金の目安

ソフトバンクでiPhone SE(32GBモデル)を購入する場合、月額料金の目安は以下の通り。

通話は通話定額ライト(5分かけ放題)、データ通信量は5GBの場合の目安になります。

 

通話定額ライト

1,700円

データ定額5GB

5,000円

ウェブ使用料

300円

端末代金(24回分割)

2,700円(総額64,800円)

月見割

-2,250円

月額料金

8,010円

ソフトバンクで32GBモデルを購入する場合の支払総額は64,800円。毎月割の割引を踏まえると実質負担額は10,800円。

ソフトバンクの料金プランには1GBのデータ定額ミニプランもありますが、こちらを選ぶと月見割が適用されず、端末代金が割高になります。結果的には月額料金がほとんど変わらないので、選ぶなら5GBの方が良いでしょう。

しかし月額料金は8,010円とかなり割高感があります。

ちなみにソフトバンクユーザーでスマホを始めて契約する場合に限り、スマホデビュー割が適用されます。その場合は大きく割引が受けられ、月額料金も4,000円代まで抑えることが可能です。

 

ワイモバイルでiPhone SE(32GB)を購入する場合の値段と月額料金の目安

ワイモバイルでiPhone SE(32GBモデル)を購入する場合、月額料金の目安は以下の通り。

スマホプランS(10分かけ放題&データ通信2GB)を選択し、最も料金を抑えた場合の目安になります。

 

スマホプランS

2,980円

端末代金(24回分割)

2,700円(総額65,340円)

月額割引

-1,620円

ワンキュッパ割

-1,080円

月額料金

3,218円

(2年目:4,298円)


※契約時に端末代金の頭金540円が別途かかります。

ワイモバイルでで32GBモデルを購入する場合の支払総額は65,340円。毎月割の割引を踏まえると実質負担額は25,920円。

端末の実質負担額は大手キャリアより高いですが、月額料金が安いので総支払額ではお得になります。

 

UQモバイルでiPhone SE(32GB)を購入する場合の値段と月額料金の目安

UQモバイルでiPhone SE(32GBモデル)を購入する場合、月額料金の目安は以下の通り。

おしゃべりプランS(10分かけ放題&データ通信2GB)を選択し、最も料金を抑えた場合の目安になります。

 

おしゃべりプランS

1,980円

端末代金(24回分割)

1,836円(総額44,172円)

マンスリー割

-756円

月額料金

3,218円

(14か月目以降4,298円)


※契約時に端末代金の頭金108円が別途かかります。

UQモバイルでで32GBモデルを購入する場合の支払総額は44,172円。毎月割の割引を踏まえると実質負担額は25,920円。

こちらもワイモバイル同様端末の実質負担額は大きいですが、月額料金が安いのでトータルでお得になります。

 

各キャリアでiPhone SE(32GB)を契約した場合の2年間の支払総額を比較

各キャリアでiPhone SE(32GB)を契約し、2年間に支払う料金の総額を比較すると以下のようになります。

 

キャリア

月額料金

2年間の支払総額

ドコモ

6,588円

158,112円

au

7,146円

171,504円

ソフトバンク

8,010円

192,240円

ワイモバイル

3,218円

(2年目:4,298円)

90,192円

UQモバイル

3,218円

(14か月目以降:4,298円)

88,812円

比較すると一目瞭然。やはり大手キャリアでの契約は割高ですね。

契約するのであればワイモバイルか、UQモバイルを選ぶことをおすすめします。

 

ワイモバイルは10分かけ放題なので通話時間が長めの方におすすめ

ワイモバイルはどのプランを選択しても10分までの国内通話が無料なので、電話をかける頻度が高く、1回の電話も5分を超えることが多い方におすすめ。

また、オプションプランの「スーパー誰とでも定額(月額1,080円)」を利用すれば時間制限なしのかけ放題も可能になります。この点を見てもワイモバイルは通話頻度・通話時間が長めの方に適しているわけです。

ワイモバイルの詳細はこちら>>>ワイモバイル

 

UQモバイルは選べる通話プラン「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」が特徴

UQモバイルは5分かけ放題のおしゃべりプランと60分~180分の無料通話がセットになったぴったりプランを選べるのがポイント。

通話頻度は高いけど、一回の通話は5分以内で収まるという方はおしゃべりプランがおすすめですし、通話頻度は少ないけど、一回の通話が比較的長めという方はぴったりプランがおすすめ。どちらのプランもデータ通信量がセットになっており、また料金も変わらないので自分に合った料金プラン選択が可能です。

また、おしゃべりプランとぴったりプランは契約後に変更することも可能なので、実際に利用した上でプランを修正できるのもポイント。ワイモバイルに比べると通話時間は短めな方におすすめです。

UQモバイルの詳細はこちら>>>UQモバイル