2013年7月18日におこなわれたパンダアップデートのデータ更新で、運営している他のサイトがペナルティをうけました(泣)
参考記事:Google、2013年初のパンダアップデート更新を実施:海外SEO情報ブログ
ペンギンアップデート、パンダアップデート共に気をつけてサイト作成をしていたつもりだっただけに、結構ショックでした・・・
ただ、パンダアップデートに関しては以前にも今回ペナルティをうけたサイト以外で、過去にパンダアップデートからリカバリーしている経験があるので少し心に余裕もありました。
まあでも、サイトが一夜にしてアクセスが激減するというのは、結構悲しいものです。
パンダアップデート対策をしていたのに、なぜペナルティをうけたのかを考えた結果、重大な致命的勘違いをしていた事に気づきました。
パンダアップデートは、記事の重複だけを対象にはしていなかった!
パンダアップデートは、記事の重複だけを対象にしていると勘違いしていたのが、ペナルティをうけたそもそもの原因でした。
重複コンテンツの判定は、コンピュータの自動プログラムなので、どんなに優れた記事を書いていてもペナルティ対象と判断されればそれまでです。
記事の重複は気を付けていたので、記事内容に関しては全てオリジナルでした。
ただ、重複コンテンツの対象となるのは、記事だけでなくリンクテキストを含むサイト全体の文字の重複(グローバルメニュー、サイドバー、フッターも含む)だったのです。
ペナルティを受けたサイトは、グローバルメニュー、サイドバー、フッターのコンテンツ量が多いのが原因ではないかと疑いました。
上記の事から、記事がオリジナルでも、記事内の文字数がサイドバーやフッターなどの文字数よりも割合が少なければパンダアップデートのペナルティ対象になる確率が高いと思います。
パンダアップデートから1ヶ月以内にリカバリーした方法
パンダアップデートは、Googleのアルゴリズムに組み込まれていて自動で重複コンテンツの判定をしています。
ペナルティ後、次の判定時に修正できていれば、ペナルティ解除できる可能性が高いです。
2013年7月22日にパンダアップデートのペナルティ後、原因と対策、情報収集をしてサイト修正をしました。
具体的な修正内容は主に以下の4つです。
- 記事タイトルを変更して同一サイト内での重複度を60%以下に修正。
- 文字数の少ない記事は、文章を追加して、他の記事との重複度を60%以下に修正。
- サイドバーとフッターには必要最小限のテキストリンクや情報のみに修正。
- 文字数が少なく情報の追加が難しい記事は、noindexにしました。(1記事のみ)
記事タイトルと記事の重複チェックに使ったWEBツール
ミラーサイト・類似ページ判定ツール
注)重複チェックをするとHTMLの類似も表示されますが、パンダアップデートはHTMLの類似に関しては、今のところ対象とはしていない様なので、気にする事はないと思います。
サイト修正をした結果
修正した結果、2013年7月22日のペナルティ後、2013年8月6日にリカバリーしました。
検索順位もほぼ元通りもしくは前よりも、上位に表示しているキーワードもあります。
ただ、順位が戻りきっていないキーワードもあります。
アクセス数は、ペナルティ前とほぼ同じなので、リカバリーに成功したと判断しています。
リカバリーしてから日数が経っていないので、今後も様子をみていきたいと思います。
まとめ
パンダアップデートからのリカバリーは今回で2例目となりましたが、ペナルティ判定をうけたと予想できる箇所を修正すればリカバリーする事は可能だと思います。
ペナルティはドメイン全体で評価を下げられてしまうので、パンダアップデートの対象とならない様に注意しながらサイト作成する事が大切です。
特に今回のパンダアップデートで危ないと思ったのは、以下の様なサイトです。
- 動画や画像などが多く、文字数が少ないサイト(旅行系サイトなど)
- カテゴリや月別アーカイブが多くサイドバー、フッターにコンテンツが多いサイト
運営者はオリジナルコンテンツを掲載しているつもりでも、Googleのロボットから見れば重複コンテンツと判断される可能性があります。
検索結果にはこのサイトって重複コンテンツじゃないのって思うようなサイトも沢山あります。
だから私のサイトは大丈夫という事にはならないので、出来るかぎりの対策は講じた方がいいかと思います。
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