実録レビュー

TONEモバイルの記者会見に参加してきました。新サービスと新機種m-17に注目!

TONEモバイルイベント 実録レビュー

2017年7月25日に開催されたTONEモバイルの記者会見に参加してきたのでその時の発表内容と様子をまとめてみました。

TONEモバイルと言えば元々特徴的なサービスを提供しており、今回はどんな発表が行われるのか?気になって参加することに。日経など数多くの新聞社が参加する記者会見会場に潜入です!

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新サービスの発表と新機種TONE m-17のリリース

まず結論から言いますと、今回の発表は大きく分けると「新サービスの発表」と「新機種のリリース」の2つでした。

新サービスについては30代のお育て世代がメイン読者の女性誌「VERY」と協力し、「子供に持たせたいスマホ」をテーマに新サービスを用意したそうです。

 

新サービスはより子供を意識した内容

新たに発表されたサービスは以下の5つ。

  • TONE×VERY宣言
  • ジオロック
  • ただいま通知
  • AIによる行動サマリー
  • 親子スマホの約束

 

TONE×VERY宣言!小学生のうちは22時~6時はスマホを使わせない

TONEモバイルは今後契約者が小学生の場合、デフォルトで22時から6時まではスマホにロックがかかり、使えなくなるようになりました。

これはスマホ依存を避けるため、子供の健全な成長のため・・・といった意味合いもあるのでしょう。夜中にこっそりスマホで遊ぶなんてことも防げるようになります。

ちなみにロック状態でもあらかじめ登録している緊急連絡先へは電話ができるようになっているので、緊急の場合はちゃんと電話をかけることが可能とのこと。

 

 

TONEロック状態

▲ロック画面。現在の時間帯は使えないと表示されてます▲

 

 

ジオフェンスと組み合わせて今まで以上にスマホ利用をコントロールできるジオロック機能

TONEのスマホは今までも「ジオフェンス」という機能がありました。

これはスマホを持っている人が特定の場所に入った時に通知を送信する機能。例えば子供が塾へ行けば、母親のスマホに「子供が塾へ到着しました」と通知が送られるといった形。

今回新たに追加された「ジオロック」はジオフェンスと組み合わせて使える機能で、特定の場所へ入った際にスマホにロックをかけることができるとの事。

要するに子供が塾へ行ったら母親のスマホに通知を送るとともに、子どものスマホが塾にいる間はロック状態になるわけです。

これはスマホに気を取られて勉強に集中できない・・・なんて状況を回避するのに便利ですね。

ちなみにジオロックによるロック状態の間も緊急連絡は可能なので、もしもの時はちゃんとスマホとして使えるので安心。

 

 

TONEロック状態

▲現在の場所では使えない旨の表示。保護者への連絡は常に可能▲

 

 

スマートタグを使った「ただいま通知」(2017年9月リリース予定)

こちらは専用のスマートタグとスマホを使った機能で、特定の連絡先に連絡をしたり、通知を送る機能。

例えば子供の部屋の壁にスマートタグを貼り付けておき、子供が帰宅して部屋に入った時にスマホをタグにかざす。そうすると母親のスマホに通知が届き、帰宅した事が分かります。

他にも離れて暮らす祖父母の家の脱衣場の壁にスマートタグを貼り付け。急に調子が悪くなった時などにスマホをタグにかざせば瞬時に家族と連絡を取れたりします。

 

この機能に関しては今回の発表に合わせたリリースが間に合わなかったようで、9月からのリリースを予定しているそうです。

 

行動サマリーで詳細にスマホの利用状況が可能に

行動サマリーはスマホの利用状況をかなり詳細に把握できる機能。

例えばどのアプリをどのくらい使ったのか?ネットでどんなサイトをどの位閲覧しているのか?こうした情報をまとめてくれます。

子どもに持たせた場合は変なサイトばっかりみていないか?ゲームアプリでこっそり遊んでいないか?全てチェックすることができるようになりました。

 

子供からしたらたまったものじゃない機能ですが、親からすれば非常にありがたい機能ですね(笑

 

カメラで撮るだけ!アプリの設定を自動で行える「親子スマホの約束」

どんなアプリをインストールし、それぞれのアプリをどの程度利用可能にするか?

こうした設定を子供の年齢に併せ、正確に行うのは意外と難しいもの。スマホに慣れた方であれば困りませんが、親自身がスマホに慣れていないとこうした設定も一苦労。

 

TONEはこうした悩みを解決するため、なんとカメラで写真を撮るだけでアプリ設定ができる機能を導入しました。

 

設定には専用の用紙(TONEモバイルHPからダウンロード可能)に手書きでインストールするアプリにチェックを入れ、それぞれのアプリの利用時間を記載するだけ。

この用紙をTONEのスマホで撮影すればその通りにアプリがインストール、利用時間設定も行ってくれます。

 

会場にも「親子スマホの約束」用紙が置かれていました。

親子スマホの約束専用用紙

 

実際に会場で実演があり、確かにカメラで撮影しただけで初期設定があっという間に完了。これはスマホ慣れしていないお母さんにもありがたい機能ですね。

 

 

親子スマホの約束実演画面

▲約束用紙に書かれたとおりにアプリの利用時間が設定されます。便利!▲

 

 

TONE m-17が2017年8月1日から販売開始。前機種m-15と並行販売へ

TONEm-17発表

1年半ぶりに発表されたTONEの新機種「m-17」は富士通製。

国産スマホになって今まで対応していなかった防水・防塵、ワンセグ・おサイフケータイへ対応。

ハンドソープや食器用洗剤でも水洗いできるほか、1.5mmの高さから落としても画面割れしない堅牢な作りに。

 

・・・ってここで手元のスペック詳細を見ていて気が付いたのですが、これarrows M04とスペック全く同じですね!

 

どうやらTONE m-17はarrows M04がベースとなっていると考えて間違いないようです。

TONE m-17のスペックや評価については別途ページを用意しましたので、そちらをご確認ください。

TONE m-17のスペック及び評価

 

ちなみにm-17がリリースされた後も旧機種m-15を並行して販売するとのことで、TONEモバイルのラインナップは2機種になるようです。

 

また、m-15は2017年8月以降機種代金1万円割引または1年間基本料金無料で利用できるようになるとのこと。

新機種m-17が34,800円での販売となるため、新たなサービスがすべて利用可能なm-17を購入する層と、価格重視でm-15を購入するという2つの選択肢が出来たことになります。

 

元々m-15でもフィルタリングや居場所確認といった機能は備わっていますし、コスパ重視ならこちらを購入するのもありですね。

※なお、m-15も今回発表した新機能を実装する予定があるそうです。すべての機能が実装できるかは未定とのことですが、おそらくいくつかは使えるのではないかと思われます。

 

 

実際にTONE m-17を触ってみた

TONEm-17を実際に触ってみた
記者会見会場に併設されたブースでTONE m-17の実機が用意されていたので実際に触ってみました。

 

 

前面。

TONEm-17実機チェック

5インチディスプレイなので男性であれば持ちやすいサイズ。

 

前機種m-15が5.5インチだったので、少し小さくなっています。これ、もしかしたら子供をメインに考えてのことかもしれませんね。やはり5.5インチになるとかなり大きいですし、子供の手では使いにくい可能性も考えられますし。

 

ちなみに画面にはTONEファミリーやエアノックなど、TONEモバイルならではのサービスアイコンが表示されてます。

 

 

背面。

TONEm-17実機チェック

背面にはTONEのマーク。

また、おサイフケータイに対応してるのでそのマークも確認できます。

 

 

右側面。

TONEm-17実機チェック

電源ボタンと音量ボタンが並んでます。

 

 

左側面。

TONEm-17実機チェック

SIMスロットはこちら側。

 

 

底部。

TONEm-17実機チェック

USBはtype-Bですね。

 

 

実際触ってみた感じはいかにも子供用スマホ!という感じが無くていい感じ。

大手キャリアのキッズスマホやシニアスマホ、そもそも子供向けとして販売されてるスマホってどこかおもちゃっぽさがありますし。

見た目の子供っぽさが無い分、長く使っていけそうな感じです。

 

 

まとめ

というわけでTONEモバイルの記者会見の様子をまとめてみました。

 

今回新たに加わった新サービス、そして新端末を見るとより子供向けのサービスを充実させた感のあるTONEモバイル。ハッキリ言って大手キャリアのキッズスマホでもここまで子供向けにこだわった機能はありません。

 

他社のと差別化もより進み、オンリーワンの存在になってきた感がありますね。今後子供にスマホを持たせたい方はまずTONEモバイルを検討してみると良いのではないでしょうか。

TONEモバイルの詳細はこちら>>>TONEモバイル