今回はいよいよリリースされたソフトバンク系格安SIM,U-mobile Sを使ってみました。
2017年3月、ついにソフトバンク回線のSIMカード「U-mobile S」が提供開始。名前のとおりU-mobileからのリリースです。
実は私、事務所に初代iPad miniを放置していたのですが、実はこのiPad mini、ソフトバンクで契約したもの。そのため今まで格安SIMが使えませんでした。
初代iPad miniがリリースされたのは2012年。
SIMロック解除義務化の前でもあるためこのソフトバンク版のiPad miniにはSIMロック解除の選択肢もありませんでした。
しかし・・・ソフトバンク回線のU-mobile Sならそのまま使える!という事でリリースと同時にさっそく契約、実際に使ってみました。
U-mobile Sの契約を検討している方は参考にどうぞ。
注文~商品到着
注文から到着までは2日。意外と大きい茶封筒に入って届きました。
早速開封。ちょうどiPad miniくらいの大きさの冊子が入ってます。
中にはSIMカードと問い合わせ先などの案内が記載されてます。
SIMカードの張り付いた用紙の裏側にはAPN設定の方法が記載されてます。
ネットで調べれば情報はすぐ出てきますが、不安な方は保存しておくと良いでしょう。
SIMカードの挿入
さっそくSIMカードを台紙から取り外します。
ソフトバンク回線なので当然台紙にはSoftBankの文字が。なんか新鮮な感じ(笑
次はiPad miniからSIMカードを取出し。
iPad miniは端末の右横下部にSIMカードのトレイがあります。
小さな穴が開いてるので、クリップなどを挿し込めばトレイが出てきます。
既に解約して使えなくなっているソフトバンクのSIMカードを取り出して・・・
U-mobile SのSIMカードをトレイに乗せ、挿し込みます。
これでセット完了。
プロファイル設定
iPad miniの電源を入れてみると、なぜか左上に圏外表示ではなくSoftBankの表示が。
しかもプロファイルの設定をしてない状態のため?3Gと表示されてます。
というわけでさっそくプロファイルの設定開始。
プロファイル設定の際はWi-FI環境が必須なので、Wi-Fiが使える場所で行います。
手順としては元々設定されているプロファイルを削除し、U-mobile S用のプロファイルをインストールという流れ。
まず、「設定」⇒「一般」⇒「プロファイル」をタップ。
SoftBankのプロファイルが表示されるので、このプロファイルを削除します。
次に新たなプロファイルをインストールします。
ブラウザを立ち上げ、SIMカードと同梱されていた用紙に記載のプロファイルインストール用URLをブラウザに入力。
ちなみにインストールの際、ブラウザはsafariを使いましょう。
普段Chromeを使っていた私は最初普段のクセでChromeでアクセスしちゃったのですが、ファイルがインストールできませんでした。
プロファイルのインストール画面が表示されるので、「インストール」をタップ。
これで新たなプロファイルがインストールされました。
U-mobileのプロファイルが設定されていることが確認できます。設定はこれで完了。
左上の表示も4Gに切り替わっており、正常に設定が完了した事が分かります。
通信速度測定
設定も完了したので、早速気になる通信速度をチェックしてみました。
果たしてU-mobile Sの通信速度はどの程度か?結果は・・・
はい、下りが33.57Mbpsという結果に。
計測を行ったのは19時台。比較的速度が落ちやすい時間帯でしたが、そんな中でも30Mbpsを超えるというのはかなりいい感じ。
通信速度は文句なしといった感じですね。
U-mobile Sを使ってみた感想
ソフトバンク回線という事で通信速度は速いだろうと予測してましたが、大手キャリアに遜色ない速度が出ている点は好印象。
まだ開始したばかりのサービスなので今後どうなっていくかはわかりませんが、この速度を維持してくれれば非常に良い感じです。
サービス的にはドコモ・au系のSIMカードと比べると料金が割高感がある点、また通話SIMがない・SMSオプションがないといった感じでイマイチな点もありますが、今まで格安SIMが使えなかったソフトバンク版iPadやiPhoneで格安SIMが使えるというのは魅力と言えるでしょう。
今後のサービス充実に期待したいところ。
現状のサービス内容的には昔使っていたiPadやiPhoneをサブ端末として再利用したいという場合におすすめといった感じですね。
U-mobile Sの詳細は以下のページでご確認ください。