SIMフリー端末

HUAWEI novaのスペックおよび評価

ここではHUAWEI novaのスペックや評価、同価格帯のSIMフリー端末との比較情報をまとめています。

HUAWEI novaは5インチ画面のちょっとコンパクトな端末。3万円台の端末としては性能も高く、カメラ性能・電池持ちも良いので、長く使えるコンパクトなSIMフリー端末を探している方にピッタリです。

DSDSやau VoLTEにも対応しているので、複数のSIMカードを使い分けたい方や、au系のSIMカードを使いたい方にとってもおすすめの一台と言えるでしょう。

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HUAWEI nova liteのスペック

CPUQualcomm Snapdragon 625
画面サイズ5.0インチ
端末サイズサイズ幅:69.1mm×高さ:141.2mm×厚さ:7.1mm
重量146g
バッテリー容量3020mAh
RAM/ROM3GB/32GB
カメラメインカメラ1200万画素 インカメラ800万画素
SIMカードサイズnanoSIM
価格34,800円

対応周波数

FDD-LTE B1/3/5/7/8/18/19/28
TDD-LTE B38/40
WCDMA: B1/5/6/8/19
GSM: 850/900/1800/1900MHz

HUAWEI novaはドコモ・au・ソフトバンクいずれのSIMカードも利用可能。au VoLTEにも対応しているのでUQモバイルやmineoのAプランでも利用可能です。

HUAWEI novaの評価

HUAWEI novaはコンパクトで性能も比較的高い端末。最近のSIMフリー端末は5.2インチ以上のディスプレイが多く、5インチ以下の端末は少なめ。なので端末としてはちょっと大きめのものが主流になっています。

そんな中で発売された5インチディスプレイの端末なので、ちょっと小さめの端末の方が使いやすい・・・という方にピッタリ。性能的にも価格帯から考えると優れてますし、DSDS対応といった特徴もあります。

CPUについて

CPUはクアルコムSnapdragon 625のオクタコア2.0GHz。このCPUはASUSのZenfone3にも使われているもので、性能は高め。3万円台の端末としては十分な性能と言えますし、2万円台の端末と比較すると明らかに性能が良くなります。

ちなみにあまり日常生活の中で性能の差を感じることはないと思いますが、ゲームをよくする方は2万円以下の端末よりもこちらの方が適しています。それなりに性能が高いので、短期間で買い替えるのではなく、スマホを長く使いたい方にも適した性能を持っていると言えるでしょう。

カメラ性能について

HUAWEI novaはカメラ性能もそこそこ高め。メインカメラは1200万画素で約0.3秒の高速オートフォーカス対応。「プロカメラモード」でホワイトバランスやISO感度、シャッタースピードを調整できます。また、4K動画の撮影も可能。

800万画素のインカメラはパーフェクトセルフィーモードやメイク加工が可能なメイクアップモードなどの機能があり、自撮りが多い方にもおすすめ。背面の指紋認証センサーがシャッターになるので、写真が撮りやすいのもポイント。

基本的にHUAWEIの端末はカメラ性能に定評があるのですが、HUAWEI novaもスマホとしては十分なカメラ性能を持ってると言えます。

バッテリー性能について

バッテリーは3020mAhと比較的大容量。最近のSIMフリー端末は3000mAh前後のバッテリー容量が普通になってっ来ているので、ずば抜けて持ちが良いという事はありませんが、十分電池持ちは良いと言えます。

5.0インチ端末としては初めてDSDS対応

HUAWEI novaは5インチ端末としては初めてDSDSに対応しています。

DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)は2枚のSIMカードを同時に使用できる機能。2つの電話番号を使い分けたり、通話用のSIMとデータ通信用のSIMを分けて使ったり・・・なんてことが可能です。なんてことが可能です。コンパクトなDSDS対応端末が欲しい・・・という方にはぴったりの端末と言えるでしょう。

 

同価格帯の端末との比較

HUAWEI novaを同価格帯の端末と比較してみました。

ここではASUS Zenfone3(ZE520KL)とarrows M03の2機種との比較をまとめています。

 

HUAWEI novaZenfone3arrows M03
CPUQualcomm Snapdragon 625 オクタコア2.0GHzQualcomm Snapdragon 625 オクタコア2.0GHzQualcomm Snapdragon 410 クアッドコア1.2GHz
画面サイズ5インチ5.2インチ5インチ
端末サイズ69.1×141.2×7.173.9×146.8×7.6972×144×7.8
重量146g144g141g
バッテリー容量3020mAh2,650mAh2,580mAh
RAM/ROM3GB/32GB3GB/32GB2GB/16GB
カメラメイン:1200万画素 イン:800万画素メイン:1600万画素 イン:800万画素メイン:1310万画素 イン:500万画素
SIMカードサイズnanoSIMnanoSIMnanoSIM
価格34,800円39,800円33,800円

価格が3万円代のSIMフリー端末はある程度性能も重視したい方におすすめの端末が揃ってます。

HUAWEI novaは性能的にはASUS Zenfone3と同等。どちらもDSDS対応でau VoLTEに対応していますが、価格的にはHUAWEI novaの方がお得感があります。この二つの端末を比較すると、スペック的にはカメラ性能ではZenfone3、バッテリー性能ではHUAWEI novaの方が優れてます。ただ、カメラの性能は画素数の違い程には差は感じません。HUAWEI製の端末は基本的にカメラ性能が好評なので、あまり差はないと思って良いでしょう。

なので価格差を考えると、HUAWEI novaの方がおすすめと言えそうです。

arrows M03はご存知富士通の国産SIMフリー端末。国産の端末なので防水やおサイフケータイに対応してますし、ワンセグにも対応しているのが特徴。画面も5インチなのでコンパクトな端末を探してる方におすすめです。この点はHUAWEI novaと同様ですね。

ただ、arrows M03はCPUの性能自体は決して高くありません。HUAWEI novaやZenfone3がオクタコアなのに対し、arrows M03はクアッドコアですし、CPUそのものが他の機種と比べても古いです。なので性能面を重視するならイマイチ。性能的には最近の2万円前後の端末と同レベルといった感じになります。しかし防水・おサイフケータイ・ワンセグといった機能が必要な方、やっぱり国産スマホがいいという方なら選択肢となる端末です。

このようにHUAWEI novaは同価格帯の端末と比較しても優れた性能をもった端末なので、3万円台のSIMフリー端末としてはおすすめの一台と言えるでしょう。

 

HUAWEI nova liteとの比較

HUAWEI nova liteとHUAWEI novaは名前はそっくりですが、端末としては全くの別ものです。以下にスペック比較表を掲載します。

 

HUAWEI nova liteHUAWEI nova
CPUKirin 655 オクタコア(4 x 2.1GHz + 4 x 1.7GHz)Qualcomm Snapdragon 625 オクタコア
画面サイズ5.2インチ5インチ
端末サイズ72.94×147.2×7.669.1×141.2×7.1
重量147g146g
バッテリー性能3000mAh3020mAh
RAM/ROM3GB/16GB3GB/32GB
カメラメイン:1200万画素 イン:800万画素メイン:1200万画素 イン:800万画素
SIMカードサイズnanoSIMnanoSIM
価格19,800円34,800円

HUAWEI nova liteはHUAWEI novaとCPUも違いますし、画面サイズも異なります。価格を見ても分かるように、性能はHUAWEI novaの方が上。

また、画面サイズがHUAWEI nova liteは5.2インチになるので、HUAWEI novaのウリの一つでもある「コンパクトさ」がnova liteにはありません。そしてnova liteはDSDSやau VoLTEも非対応。なのでこうした機能やコンパクトさが必要なく、コスパを重視したい方であればnova liteの方がおすすめです。

逆に性能面やコンパクトさを捨てられないならnovaの方が適しているという形。特徴の異なる2台なので、どちらの方が自分の用途に合っているか?考えて選ぶと良いでしょう。

 

HUAWEI novaはどこで買うのがおすすめ?

HUAWEI novaを扱っているMVNOはDMMモバイル、楽天モバイル、NifMo、BIGLOBE SIM、mineo、IIJmio、エキサイトモバイル、OCNモバイルONE。

実は最も安くHUAWEI novaを購入できるのはエキサイトモバイル。しかし、エキサイトモバイルは無料通話系のオプションが全くないので、誰にでもおすすめかというとちょっと微妙です。通話はLINE無料通話などでほとんどカバーできる、という方であればおすすめといった感じ。

料金プランやかけ放題系のオプションも踏まえて考えればおすすめは楽天モバイル。料金的にも安く、かけ放題オプションもあるので端末セット購入に向いています。

もう一つおすすめするとすればBIGLOOBE SIM。BIGLOBE SIMは端末代金自体は少し割高な印象がありますが、端末セット購入すると6ヵ月間の割引を受けられるので、その割引を踏まえれ考えると支払総額は決して高くありません。また、オプションが充実しているのもBIGLOBE SIMの特徴。通話頻度が高い方でも使いやすいですし、Youtubeなどの通信量がカウントフリーになるエンタメフリーフリーオプションなど、他社にはないサービスを提供しています。メインの回線として使う上で適したMVNOなので、セット購入の場合はチェックしてみると良いでしょう。

各社の販売価格は以下の通り。

  • DMMモバイル 34,800円
  • 楽天モバイル 34,800円
  • NifMo 33,334円
  • BIGLOBE SIM 37,800円(1,570円×24回)
  • mineo 37,800円
  • IIJmio 34,800円
  • エキサイトモバイル 32,800円
  • OCNモバイルONE 34,800円