このページではVAIO Phone Aのスペックと評価をするとともに、同価格帯のSIMフリー端末との比較をまとめています。購入を検討している方は参考にしてください。
VAIO Phone Aは2万円台の価格ながらDSDSに対応したSIMフリー端末。VAIO製で高級感のある外観と安曇野フィニッシュによる品質が魅力。
コスパが良いDSDS対応端末を探しているならおすすめです。
VAIO Phone Aのスペック
CPU | Qualcomm Snapdragon 617 オクタコア 1.5 GHz + 1.2 GHz |
---|---|
画面サイズ | 5.5インチ |
端末サイズ | 幅:77mm 高さ:156.1㎜ 厚さ:8.3mm |
重量 | 167g |
バッテリー容量 | 2800mAh |
RAM/ROM | 3GB/16GB |
カメラ | メインカメラ1300万画素 インカメラ500万画素 |
SIMカードサイズ | nanoSIM |
価格 | 24,800円 |
対応周波数
LTE: B1/3/8/19/21
WCDMA: B1/5/6/8/11/19
GSM/EDGE:850MHz、900MHz、1,800MHz、1,900MHz
VAIO Phone Aはドコモ、ソフトバンクのSIMカードで利用可能。au系は対応してません。
VAIO Phone Aの評価
VAIOブランドのスマホとしては3作目となるVAIO Phone Aは2作目の「VAIO Phone BIZ」とほぼ同じ性能のスマホ。
ただ、大きな違いとしてOSがAndroidになりました。前機種VAIO Phone BIZはwindows10 mobileを搭載していたのでここが大きな変更点。windows10 mobileはやはりAndroidに比べると使えるアプリの数も少なく、少し使いにくいのが難点。そっを考えればOSをAndoroidに変更したことで使いやすくなったと言えます。
それ以外の特徴としては4G LTE+3GのDSDS対応端末であること、iPhoneのようなアルミ素材で削り出されたボディで高級感がある外観、安曇野のVAIO本社工場で全ての製品をチェックして出荷する「安曇野フィニッシュ」なので製品による当たり外れがない点などが挙げられます。
価格帯としては2万円台と割とリーズナブルですが、価格帯から考えれば性能もそこそこ高く、見た目に高級感があるのがVAIO Phone Aという端末。
ただ、国産スマホなのですが防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグには非対応。また、DSDS対応ですがmicroSDを挿すとSIMカードは一枚しか挿せなくなるので、その点は注意。
CPUについて
CPUはQualcomm Snapdragon 617を搭載。このCPUは2015年にリリースされたもので最新ではありませんが、そこそこ性能が高いです。
同じCPUを搭載してる端末としてはAlcatel IDOL4やNuAns NEO、Moto G4 Plusなど。いずれも2016年にリリースされてる端末なので、やはりCPU自体はさほど新しくありません。ただ、性能的には悪くなく、例えばスマホでゲームをやりまくるといった方でもなければまず困らないでしょう。
カメラ性能について
メインカメラ1300万画素、インカメラ500万画素でカメラ性能は一般的なレベル。
カメラ性能にこだわりがある方でない限り、不満を感じることはありません。
バッテリー性能について
バッテリー容量は2800mAhと2017年にリリースされているSIMフリー端末の中では少なめ。電池持ちはそれほどよくはありません。
ちなみにVAIO Phone Aは急速充電も非対応。価格を考えれば仕方ないかも知れませんが、電池持ちという点から考えると対応して欲しかったですね。
同価格帯の端末との比較
VAIO Phone Aを同価格帯の端末と比較してみました。
ここではZenfone3laserとHUAWEI P10 liteの2機種との比較をまとめています。
VAIO Phone A | ASUS Zenfone3 laser | HUAWEI P10lite | |
---|---|---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 617 オクタコア | Qualcomm Snapdragon 430 オクタコア | Huawei Kirin658 オクタコア |
画面サイズ | 5.5インチ | 5.5インチ | 5.2インチ |
端末サイズ | 77×156.1×8.3 | 76.9×151×10.7 | 72×146.5×7.2 |
重量 | 167g | 150g | 146g |
バッテリー容量 | 2800mAh | 3000mAh | 3000mAh |
RAM/ROM | 3GB/16GB | 4GB/32GB | 3GB/32GB |
カメラ | メイン:1300万画素 イン:500万画素 | メイン:1300万画素 イン:800万画素 | メイン:1200万画素 イン:800万画素 |
SIMカードサイズ | nanoSIM | microSIM | nanoSIM |
価格 | 24,800円 | 27,800円 | 29,980円 |
まず、Zenfone3 laserとの比較ですが、性能的にはあまり違いがありません。ディスプレイサイズも一緒で、重さは若干VAIO Phone Aの方が上。
違いが出てくるのはバッテリー容量や内部ストレージ。あと見た目。VAIO Phone Aは内部ストレージが16GBなのに対し、Zenfone3laserは32GB。内部ストレージはやっぱりこの程度にはあった方が助かります。16GBは本当に最低限と言う感じ。
アプリを結構インストールする、写真を撮るという方は確実に容量が足りなくなります。
P10liteはVAIO Phone Aよりも少し割高になりますが、やはり性能が高いです。5.2インチ若干ディスプレイが小さいので端末としてもコンパクトで軽く、持ち運びやすい印象。
また、P10liteも内部ストレージが32GGBあるので、VAIO Phone Aより余裕があります。
こうしてみるとVAIO Phone Aは性能面では悪くないのですが、バッテリー容量や内部ストレージが少ないといった点が気になります。では、VAIO Phone Aはどんな点で魅力があるのか?といえば、この価格でDSDSに対応している点でしょう。DSDS対応端末は3万円を超える価格設定になっていることが多く、今回比較したZenfone3laserとP10liteも対応していません。
なのである程度低価格でDSDSに対応している端末が欲しいという場合、おすすめの一台と言えます。
ただ、その魅力も内部ストレージを補うためにSDカードを挿してしまうと消えてしまいます。なのでDSDSが使いたくて、基本的にあまり沢山のアプリをインストールしない、ゲームなどは遊ばない。写真もそれほどとらないという方の方が向いてる端末という感じです。
VAIO Phone Aはどこで買うのがおすすめ?
VAIO Phone Aは比較的多くのMVNOでセット購入が可能ですが、おすすめなのはDMMモバイルとIJmio。
IIJmioは8月31日まで割引価格の16,800円で購入が可能です。
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その他の取り扱いMVNOと販売価格は以下の通り。
- IIJmio 16,800円(8月31日まで)
- DMMモバイル 21,800円
- LINEモバイル 21,800円
- OCNモバイルONE 22,800円
- イオンモバイル 24,800円
- LINKSMate 24,800円
- BIGLOBE SIM 1,040円×24回
- nuroモバイル 1,000円×24回