このページではTONE m-15のスペック及び評価、および比較対象となる端末との比較をまとめています。購入を検討している方は参考にしてください。
TONE m-15は2015年11月17日リリースされたTONEモバイルの専用端末。WEBサイトのフィルタリングや胃が初確認、利用できるアプリの制限など、子供向け・シニア向けにちょうど良い機能を標準装備しているのが特徴。
子供や両親・祖父母に初めて持たせるスマホとしておすすめです。
TONE m-15のスペック
CPU | MediaTek MT6735 クアッドコア 1.3GHz |
---|---|
画面サイズ | 5.5インチ |
端末サイズ | 幅:74.5mm 高さ:147.9㎜ 厚さ:8.6mm |
重量 | 165g |
バッテリー容量 | 3000mAh |
RAM/ROM | 2GB/16GB |
カメラ | メインカメラ1300万画素 インカメラ500万画素 |
SIMカードサイズ | nanoSIM |
価格 | 29,800円 |
対応周波数
GSM 850/900/1800/1900
W-CDMA(3G) 1/6/9/19
LTE 1/3/19/21
TONE m-15の評価
TONE m-15はハッキリ言って「性能」よりも「機能」で選ぶ端末。
子どもやシニア層が使うスマホとして適してますが、性能重視の方には一切おすすめしません。というか、そういう性能重視の方はTONEモバイル自体が選択肢に入らないと思いますが(笑
TONEモバイルはサービス自体が子ども・シニアに特化したものになっているので、それ以外の用途では物足りない端末になってしまいます。裏を返せば子ども向け・シニア向けとして非常に使いやすい端末と言えますね。
機能に関しては後述。
CPUについて
TONE m-15のCPUはMediaTek MT6735。
このCPUはFREETEL MIYABI、Liquid Z530、ZTE Blade V6などのSIMフリースマホにも使われています。いずれも1万円台の端末なので、この点からみてもCPUの性能はそれほど高くないのが分かります。
ライトユーザーなら困らない性能と言えるので、使用頻度の低いシニア、子供でも小学生が使う程度であればまず困らないでしょう。中学生~高校生になって利用頻度が増えると、少しスペック的に微妙になってくる可能性はあります。
カメラ性能について
カメラ性能はメインカメラ1300万画素、インカメラ500万画素。
スマホのカメラとしては十分な性能で、普通に写真を撮る分にはまず困りません。
バッテリー性能について
バッテリーも3000mAhと容量があるので、電池持ちも悪くありません。
「TONEファミリー」は子ども・シニア層の使用に適した機能が盛り沢山
TONEモバイルの端末には「TONEファミリー」という機能が最初から入ってます。
TONEファミリーで出来ることは以下の通り。これらの機能は他社スマホやPCから設定・管理できるので、子どもはTONEのスマホ、親は他社スマホという状況でも利用可能です(他社スマホの場合はオプション料金で月額200円)。
- 現在地確認
- 過去の位置情報
- 歩きスマホ警告
- アプリ制限
- 伝言
- ジオフェンス
- 端末のロック
- フィルタリング(あんしんインターネット)
- エアノック
- ライフログ
現在地確認だけでなく過去の位置情報が確認できる
現在位置の確認が出来るだけでなく、過去の位置情報(30分ごとに送られてくる過去の位置情報)が確認できるので、TONEのスマホを持ってる方がどこを移動したのか?確認できるようになっています。
歩きスマホの警告
歩きながらスマホを操作すると、感知してスマホに警告画面を表示します。
子どもの歩きスマホを辞めさせたい方にはおすすめの機能ですね。
アプリのインストールの可否・利用時間の制限ができる
アプリのインストールを許可するかどうか、そしてインストールしたアプリを使える時間帯の設定が可能。
変なアプリをインストールすることを防げる上、インストールしたアプリについても利用時間が設定できます(例えばLINEは朝6時から18時までといった形)。
140文字以内の伝言を送れる
長押ししないと消えない伝言を送信できる機能。
LINEでも十分ではありますが、長押ししないと消えないという点で、しっかり確認させたい伝言はこちらの方が便利。
特定の場所へ出入りした際に通知を送信するジオフェンス機能
例えば子供が塾へ行ったら親のスマホに通知を送るといった設定が可能。
子どもの行動を把握するのに便利です。
スマホを使わせたくない時間帯は端末をロックできる
時間・曜日を指定して端末をロックすることが可能。
例えば22時以降はスマホで遊べないようにロックをかけるといったこともできます。
年齢に合わせたフィルタリング設定が可能(あんしんインターネット)
小学生・中学生・高校生モードがあり、年齢に合わせたWEBサイトのフィルタリングが可能。
フィルタリングの対象となるのは違法・不法行為サイト、出会い・アダルト・暴力・ギャンブル・飲酒・喫煙に関するサイト。フィッシング・ウイルスなどセキュリティ上問題のあるサイト、SNSや掲示板、グラビア・オカルト・懸賞サイト、ゲーム・占い・電子書籍・動画配信・芸能情報サイト、ショッピング・オークションサイトなど。
ちなみに特定のページだけフィルタから除外することもできます。
スマホ画面をノックすると通知が送れるエアノック機能
スマホ画面を指でノックすると、相手のスマホにもノック音が通知される機能(TONE同士のみ可能な機能)。
健康管理にも便利なライフログ機能
歩数・活動量・心拍数・消費カロリーなどが記録可能で、TONEファミリーを利用している家族間でログの共有が可能。
子どもよりはシニア向けに適した機能ですね。
置くだけサポートでちょっとした不具合は解消できる
TONEのスマホは購入時のケースにセットすれば設定を初期の状態に戻してくれる「置くだけサポート」機能が付いています。
なので購入時のケースは捨てないように注意。この機能は例えばスマホを弄ってたらいつも使っているアプリがどこかに消えてしまったとか、よく分からずに設定を弄ったらネットに繋がらなくなってしまったといった場合に便利。
いちいちサポートに電話しなくてもケースにセットすれば設定が元に戻ります。スマホに慣れていない方向けの意外に便利な機能ですね。
新機種m-17とm-15を比較
TONEモバイルでは2017年8月から新機種「m-17」を販売しています。
なのでここではm-15とm-17を比較してみました。
TONE m-17 | TONE m-15 | |
---|---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz | MediaTek MT6735 クアッドコア 1.3GHz |
画面サイズ | 5.0インチ | 5.5インチ |
端末サイズ | 71×144×8.0 | 147.9×74.5×8.6 |
重量 | 148g | 165g |
バッテリー容量 | 2580mAh | 3000mAh |
RAM/ROM | 2GB/16GB | 2GB/16GB |
カメラ | メイン:1310万画素 イン:800万画素 | メイン:1300万画素 イン:800万画素 |
SIMカードサイズ | nanoSIM | nanoSIM |
価格 | 34,800円 | 29,800円 |
m-17とm-15は型番だけ見れば同じ系統のスマホって感じですが、製造元も異なるので、実は全く違うスマホです。
性能的にはあまり大差ないですが、m-17は富士通製の国産スマホなので防水・防塵、ワンセグ・おサイフケータイに対応しています(m-15は非対応)。そしてダメージレス構造で1.5mの高さからコンクリートに落としても画面割れしない耐久性、ハンドソープで水洗いできるなどの特徴もあります。
また、画面サイズも異なり、m-15は5.5インチですがm-17は5インチと少しコンパクトになりました。
m-17のスペックや評価については別のページで詳細をまとめていますのでそちらをご覧ください。
TONE m-17のスペック及び評価 | 最強の子供向けスマホ登場!
m-15とm-17、どっちを購入する方がいいのか?
どちらの端末もTONEファミリーが使えますし、性能面はあまり変わらないm-15とm-17。
どっちを購入する方がいいのか?という話ですが、個人的な評価では子どもに持たせたいならm-17、シニア層ならm-15がおすすめといった感じです。
m-17はより子供向けの機能を強化しており、端末自体も5インチサイズでコンパクト。なので子どもが使うのに適していると言ってよいでしょう。ダメージレス構造で画面割れしにくい、あとはハンドソープで水洗いできるといった点も子供が使う上で重宝する機会が多いはず。
それに対しm-17は5.5インチと画面が大きいので、シニア向けの印象。
ちなみにm-15は2017年8月以降、端末代金1万円割引か、1年間月額基本料無料で契約できるようになっているのでお得。手頃な価格で購入できるシニア向けスマホとして最適です。
TONE m-15はどこで買うのがおすすめ?
TONE m-15はTONEモバイル専用機種なのでTONEモバイルでしか購入できません。
TONEモバイルは子供向け・シニア向けのサービスが充実してますので、子供に安心して持たせられるスマホを探している、という方はぜひ検討してみることをおすすめします。
TONEモバイルの詳細はこちら>>>TONEモバイル