このページではTONE m-17のスペック及び評価、同価格帯の端末との比較をまとめています。
これからTONEモバイルの契約を検討している方、またTONE m-17の購入を検討している方は参考にしてください。
TONE m-17は2017年8月1日リリースされたTONEモバイルの新機種。旧機種m-15同様子ども・シニア向けの機能が充実した端末で、フィルタリングや利用アプリの制限、居場所確認などの機能が標準で備わっています。
また、m-17は富士通製の国産スマホなので、防水・防塵、ワンセグ・おサイフケータイにも対応。こうした機能が欲しい方にもおすすめ。
TONE m-17のスペック
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 MSM8916 クアッドコア 1.2GHz |
---|---|
画面サイズ | 5.0インチ |
端末サイズ | 幅:71mm 高さ:144㎜ 厚さ:8.0mm |
重量 | 148g |
バッテリー容量 | 2580mAh |
RAM/ROM | 2GB/16GB |
カメラ | メインカメラ1310万画素 インカメラ500万画素 |
SIMカードサイズ | nanoSIM |
価格 | 34,800円 |
対応周波数
LTE:Band1/3/8/19/26
3G:Band1/5/6/8/19
GSM: 850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz
TONE m-17はドコモ系・au系・ソフトバンク系いずれのSIMカードも利用可能。
なのでおそらくTONEモバイルを解約した後、他社のSIMカードを挿して使う事も可能です。
TONE m-17の評価
TONEは元々他社とはかなり異なった独特のサービスを提供しているため、販売している端末も特殊。
ハッキリ言って万人向けではなく、子供やシニア向けのスマホです。TONE m-17もそれは同じで、スペック的な部分が気になる方には基本的におすすめできません。
ただし、安心して子供に持たせられるという点においては確実に一押しと言って良いレベルの端末です。詳細は後述。
CPUについて
TONE m-17のCPUはQualcomm Snapdragon 410 MSM8916。
このCPUはASUS Zenfone2laserやarrows M02/M03/M04も搭載しているもので、ハッキリ言ってそれほど新しいものではなく、性能もそれほど高くありません。
この点から見ても性能重視の方にはまずおすすめできないと言って良いでしょう。
ただ、TONE m-17自体が性能を求める方におすすめする端末ではありませんし、子供やシニア層であれば困らない性能は保持してるという感じです。
カメラ性能について
カメラがメインカメラが1310万画素でインカメラが500万画素と普通。1080p動画撮影も可能です。
バッテリー性能について
バッテリー容量は2580mAhと2017年にリリースされた端末としては少なめ。
しかし富士通のスマホは電池持ちが良いことに定評があるため、m-17でもその特性は受け継がれていると思って良いでしょう。
契約者が小学生の場合、22時から6時までスマホがロックされ使えなくなる
TONE m-17hは契約者が小学生の場合、デフォルトで22時から6時までロックがかかり、操作ができなくなります。
なので夜中に勝手にスマホで遊ぶなんてことはできません。こういう点を見ても子供に適していると言えますね。
防水・防塵対応な上にハンドソープで丸洗いが可能
m-17は防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)なだけではなく、ハンドソープや食器用洗剤で丸洗いができるのでスマホを清潔に保てます。
ご存知の通りスマホはかなり汚れるもの。子供が使うとなればなおさらです。
ダメージレス構造で1.5mの高さから落としても画面割れしない
m-17は1.5mの高さ、26方向からコンクリートに落としてもディスプレイが割れないことをテストで確認した上でリリースされているとの事。
1.5mというのは小学生~高校生の伸長を想定しての数字ですね。
うっかり落としてしまって画面が割れてしまった・・・なんてこともm-17なら防げるでしょう。
お母さんが「子どもに安心して持たせられるスマホ」に欲しい機能を数多く搭載。独自の機能が盛り沢山!
TONEモバイルは30代の主婦層がメイン読者の女性誌「VERY」と協力し、実際のお母さんの声を反映させてm-17をリリースしてるとのこと。
「子供に安心して持たせるなら、スマホにこんな機能が欲しい!」という声を参考に、ジオフェンスやジオロック、親子スマホの約束、AIによる行動サマリーなど、他社では目にしない独自の機能が盛り沢山。
これらの機能に関しては別ページで解説していますので、詳細はそちらをご確認ください。
TONEモバイルの記者会見に参加してきました。新サービスと新機種m-17に注目!
前機種m-15とm-17を比較
前機種m-15とm-17を比較すると以下の通り。結構違いがあります。
TONE m-17 | TONE m-15 | |
---|---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz | MediaTek MT6735 クアッドコア 1.3GHz |
画面サイズ | 5.0インチ | 5.5インチ |
端末サイズ | 71×144×8.0 | 147.9×74.5×8.6 |
重量 | 148g | 165g |
バッテリー容量 | 2580mAh | 3000mAh |
RAM/ROM | 2GB/16GB | 2GB/16GB |
カメラ | メイン:1310万画素 イン:800万画素 | メイン:1300万画素 イン:800万画素 |
SIMカードサイズ | nanoSIM | nanoSIM |
価格 | 34,800円 | 29,800円 |
まず、CPUがMediaTekからQualcomm Snapdragonに変わってますが、ハッキリ言って性能的には大差ありません。
どちらも高性能端末と言うわけではなく、子供向け機能重視の端末なので不便なく使えるレベルの性能は持っているという形。
製造元が変わったというだけの話ですね。
その他の違いとしてはディスプレイサイズ。
m-15は5.5インチと大きかったのですが、m-17は5インチになり、コンパクト&軽量になりました。
5.5インチサイズはiphone 7plusなどと同じなのでやっぱりかなり大きめ。
おそらく子供が持つにはちょっと大きすぎますし、そんな点を踏まえた変更なのかもしれません。
間違いなくm-17の方が操作はしやすいでしょう。
それ以外の部分では、m-17は国産スマホなので防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイへ対応している点が大きな違いと言えます。
同価格帯の端末との比較
TONE m-17を同価格帯の端末と比較してみました。
ここでは同じ富士通製のarrows M03およびarrows m04の2機種との比較をまとめています。
TONE m-17 | Arrows M04 | arrows m03 | |
---|---|---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz | Qualcomm Snapdragon 410 クアッドコア1.2GHz | Qualcomm Snapdragon 410 クアッドコア1.2GHz |
画面サイズ | 5.0インチ | 5.0インチ | 5.0インチ |
端末サイズ | 71×144×8.0 | 72×144×7.8 | 72×144×7.8 |
重量 | 148g | 147g | 141g |
バッテリー容量 | 2580mAh | 2580mAh | 2580mAh |
RAM/ROM | 2GB/16GB | 2GB/16GB | 2GB/32GB |
カメラ | メイン:1310万画素 イン:800万画素 | メイン:1310万画素 イン:800万画素 | メイン:1310万画素 イン:800万画素 |
SIMカードサイズ | nanoSIM | nanoSIM | nanoSIM |
価格 | 34,800円 | 34,800円 | 32,800円 |
はい、比較してみると分かると思いますが、TONE m-17はarrows M04と全く同じスペックです。
何故か端末の重量が1g違いますが、これはTONEならではの機能を付加させているためかもしれません。
性能的には前機種のarrows M03ともほとんど変わらないので、TONE m-17がスペック的に非常に優れた端末ではない事が分かります。
ただ、何度も繰り返している通りTONE m-17はスペックでスマホを購入するような方を対象と考えてません。
あくまで子どもに安心して持たせられることを重視して作られているので、この程度のスペックがあれば問題ないといった感じですね。
逆にいえばarrows M04の方がm-17ほど子供やシニア向けの機能を充実させているわけでもなく、中途半端な印象を持ってしまいます。
元々TONEの新機種として制作したものをarrows M04としてもリリースしたのか?
arrows M04として制作したものをTONEにも提供したのか?
真相はわかりませんが、ハッキリ言ってarrows M04はスマホとして中途半端。
子供向けに特化したTONE m-17の方が需要があると断言していいでしょう。
TONE m-17はどこで買うのがおすすめ?
TONE m-17はTONEモバイル専用機種なのでTONEモバイルでしか購入できません。
TONEモバイルは子供向け・シニア向けのサービスが充実してますので、子供に安心して持たせられるスマホを探している、という方はぜひ検討してみることをおすすめします。
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